【パリ】天恵​
ルーブルバージョン

日本で一番寒い北海道の冬は
室内の空気と−15度を超える外気との温度差で窓に結露が生じる
薪ストーブを消すと　その結露が氷結して窓に美しい紋様が描かれる
それが「氷紋」と呼ばれる現象

人の手でつくりあげたのではない天然自然の芸術
毎朝違った美しい氷紋を見るたびに
あまりの緻密さと荘厳さにこれは天の恵みだと感じ撮りためるようになった
なんと世界には美しいものがあるのかと

この美しい天の恵みを日々感じていただきたい
沢山の方の手元に届いて欲しい

この時代の中で一生懸命生きている全ての人々に
いつも光が降り注いでいることを
どんな暗闇の中にも必ず光があること

私たちは愛されていること
私たちは生きることを赦されていることを
この美しい絵を通じていつも思い出せるように

光が当たると儚く溶けてしまう美しい氷紋の瞬間をモチーフに
立体的に描き上げた一期一会の作品です

天恵は虹の7色のシリーズになります
その中の、パリに出展した２色をご用意しました

パリ・ルーブル地下に
出展した原画
（オレンジ・緑）を
​ご用意しました